源氏物語 あさきゆめみし大事典あさきゆめみし用語:あ行, あさきゆめみし文庫版第3巻, 登場人物 > 空蝉(うつせみ)の君

空蝉(うつせみ)の君

伊予の介の妻。夜、忍び込んだ光源氏に気付き、薄衣だけ残して逃げ去った女性。

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彼女は、衛門の督(かみ)であった父親が生きていれば入内し、桐壺帝の内裏にあがり、更衣にでもなっていたはずの姫であった。

頼る親戚もない中、世話をしてくれた伊予の介に感謝はしていたが、結婚する気はなかった。しかし、 盗賊に襲われて絶体絶命に陥った時に、伊予の介に助けられた空蝉の君は、ついに彼の屋敷に住むことを決め、妻となった。

ある日、方違えした先の中川で、同じく方違えしに来た光源氏に興味を持たれ、思いもよらず彼と一夜を過ごすことになる。

再び会いたいと願う光源氏からの文に心惹かれながらも拒否し、自らの運命を悟った最中、弟の小君の手引きで光源氏が会いに来た。 光源氏との華やかな恋に憧れながらも、伊予の介を思い、薄衣だけ残して彼女は逃げ去った。これにより光源氏から「空蝉の君」と呼ばれる。

やがて時は経ち、逢坂の関ですれ違った2人。懐かしい思い出だったと文をやり取りする。

夫と死別後、義理の息子に言寄られて出家。その後、惟光曰く「一度契った女人はお見捨てになれないご性分」だという光源氏によばれて、 二条東院の北の対に移り住んで過ごした。

  • 《源氏物語 あさきゆめみし 其の二・十八・十九》

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最終更新日⇒2011年08月25日
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