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蹴鞠(けまり)

光源氏に騎射(うまゆみ)で負けた頭の中将が、次には蹴鞠で勝負しようとせっついた。

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蹴鞠とは、当時の上流階級の貴族の遊びのひとつで、鹿の皮で作った鞠を一人が蹴り上げ、 それを地面に落とさないように他の人達が蹴り合うもの。およそ1400年前に中国から仏教などと共に伝わり、 日本で独自に発展して楽しまれてきました。『年中行事絵巻』でも、その様子が描かれています。

蹴鞠は現在、毎年1月4日に京都市の下鴨(しもがも)神社で「蹴鞠はじめ」として、水干・袴・烏帽子姿の鞠人達が競い合い、 当時の蹴鞠を再現し、一般公開されています。

秀才名高い頭の中将、本人曰く「楽人どもの調子はずれなのに引きずられてしまったよ」ということで負けてしまった騎射。 あまりにくやしかったのか、次は蹴鞠で勝負しようと誘いかけます。
どうやら「鞠の名手」と光源氏に言わせている通り、頭の中将は蹴鞠が上手らしい。だけど、「きみはまた自慢の種をなくすことになるよ」 と光源氏も自信がある様子。

学問も遊びも血筋も恋も張り合っているこの2人。義兄弟で、よきライバルで、大親友で、のちには政敵でもあり・・・。張り合うことで、 お互いを高めていきました。

蹴鞠の勝負はどうなったのかはわかりませんが、そのすぐ後の常陸の宮の姫君(末摘花)との恋の勝負は光源氏が勝ちましたよね。

  • 《源氏物語 あさきゆめみし 其の五》

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最終更新日⇒2011年08月25日
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