源氏物語 あさきゆめみし大事典あさきゆめみし用語:か行, あさきゆめみし文庫版第7巻, 登場人物 > 小君(こぎみ)

小君(こぎみ)

浮舟の弟。常陸の守と常陸殿の間の子。

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常陸の守と常陸殿の子供の中で、とりわけ器量の良い小君。少し浮舟に似ている。

浮舟が姿を消し、入水したと思われていた頃、薫が浮舟の兄弟の伝官の世話を焼いてくれると聞いた父親の常陸の守によって、 兄弟の中でも出来の良い小君は薫のもとに送られた。

身分の低い者との接触に難解を示しながらも、娘亡き親の気持ちが慰められればと、いまだに浮舟を失って悲しみから抜け出せない薫は、 浮舟の面影を宿す小君を側におくことを受け入れる。

やがて、小宰相(こさいしょう)の君から浮舟が生きていることを聞いた薫と共に、小君は横川の僧都のもとに行き、話を聞く。そして、 薫から浮舟のいる小野へ使者として行くことを頼まれた。

几帳ごしに浮舟と対面した小君は、薫からの文を渡し、必死に姉からの言葉をかけられるのを望むが、浮舟の決心は固く、 人違いであるという返事しか返らず、薫のもとへ落胆して帰ることになった。

  • 《源氏物語 「宇治十帖」編 あさきゆめみし 其の十・十一》

こちらの「小君」は、空蝉の弟の「小君」とは全くの別人。(生きている時代も違っていますが・・・。)あまり身分の高くない幼き人を 「小君」と呼んだりするので、人は違えど同じ名称の人物が出てきたりします。

『源氏物語』の時代では、今と違ってきちんとした名前がなく、住んでいる場所や役職によってその名称で呼ばれたりするので、 時が経つにしたがって名称が変わったりします。現代の名称の意識と違うので、なかなかやっかいですよね。

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最終更新日⇒2011年08月25日
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