あさきゆめみし用語:た行のカテゴリー
このカテゴリーは『源氏物語 あさきゆめみし大事典』に取り上げた「た」から「と」までの「た行」の用語を載せています。
登場人物や古典用語、和歌・歌謡・漢詩など、「た行」で始まる『源氏物語 あさきゆめみし大事典』の全てのものを順に並べています。随時記事をアップしているため、その順番や内容はたびたび変わることもあるかと思いますが、その点はどうぞご了承ください。
『源氏物語 あさきゆめみし』を手にしてみますと、文庫版で7冊。時代は違っても、普通の少女漫画と同じように恋や青春を扱っているはずなのに、政治や和歌、当時の風習が織り交ぜられている為に内容がものすごく濃くて、ずっしりとした感触。しかも桐壺帝、光源氏、薫と三代に渡っている恋物語が、ギュッギュッとこの7冊に詰まっている。本棚に置いてみると、他の本よりも文庫版サイズで小さいのに、どの本よりも重く感じます。
あまりに濃厚なお話ので、この『源氏物語 あさきゆめみし大事典』も完成し終わることがないように思えます。膨大な用語数になりそう。日々こつこつ勉強しなくては・・・。
昔は、六条の御息所がものすごく怖くて、気軽に手に取れなかったのですが、今では彼女の強い思いを理解できるようになって、夜中でも開いて読むことができるようになりました。『源氏物語 あさきゆめみし』は、桜や梅、橘などの季節の花々がとっても美しい。いつか梔子(くちなし)の花を目で見て、触れて、その甘い香りを味わってみたいなと思っています。
スポンサード リンク
あさきゆめみし用語:た行のもくじ
つれなさは 憂き(うき)世の常に・・・
|
夕霧の結婚話があるという噂を、雲居の雁が内大臣から聞いた頃、夕霧から彼女に届いた歌。 |
夕顔と頭の中将の娘。行方知れずになっていたところ、光源氏の養女となる。
のちに軒端の荻(のきばのおぎ)と呼ばれる。伊予の介の先妻の娘。紀伊の守の妹。
光源氏の乳兄弟。
夜の場面で、部屋の脇に置かれている。
葵の上の兄。光源氏にとって永遠の友達でもあり、恋も政治も良きライバル。
|
若紫と出会った北山の寺まで、頭の中将と弁の君が光源氏を迎えに来た時に、彼らがお遊びで歌った歌謡。 |
- "豊浦(とよら)の寺の 西なるや・・・"の詳細はこちら