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灯台(とうだい)

夜の場面で、部屋の脇に置かれている。

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灯台とは、夜に貴族達の部屋の隅に置かれて見られる照明器具のこと。木で作られた背の高い土台にお皿が乗せられ、その中に油を入れ、 灯心(とうしん)をひたして火をつけるようにしたもの。

生霊の六条の御息所が夕顔の君と光源氏の傍に現れる場面では、自然に灯台の明かりが消え、光源氏が末摘花と一夜を過ごす場面では、 大輔の命婦が灯台の明かりを消したり・・・とあちこちで灯台を見ることができます。

現代の電灯とは違い、ほの暗かった部屋の中。相手の顔も近くに寄らなければ、はっきり見えない。実は光源氏は夕顔の君と会う時は、 ずっと顔を隠していたようだ。なので、彼女からは「三輪山の神さまで・・・」と不思議がられて言われていた。

夜は月明かりが頼りだったので、灯台を消されてしまうと本当に真っ暗。桐壺の更衣が、灯台を灯して恋人が主上だということを初めて知ったのも不思議ではないこと。そして、大輔の命婦が灯台を消してしまい、真っ暗だったからこそ、光源氏はあの時、 末摘花の容姿を知ることなく、夫婦になってしまったのでしょうね・・・。

  • 《源氏物語 あさきゆめみし 其の一・三・五》

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最終更新日⇒2011年08月25日
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