源氏物語 あさきゆめみし大事典あさきゆめみし文庫版第6巻, ストーリーダイジェスト > 源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の01

源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の01

光源氏がこの世を去ってから、十数年が経った。光源氏の孫の匂兵部卿の宮、女三の宮との間の子、 薫の中将が当代の花ともてはやされていた。

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光源氏が生きていた頃は、幼子であった三宮と薫は既に成人し、匂兵部卿の宮、薫の中将と呼ばれていた。女三の宮は三条の宮に、 花散里は二条の東の院に、明石の中宮は御所に移り、荒れ果てていく六条院を見るのを偲びないと思った夕霧は、 落葉の宮を六条院に移して藤の典侍との間の娘の六の君の教育を任せ、再び六条院は華やかな春を迎えることが出来た。

実は柏木と女三の宮との間の不義の子、薫は不思議なことに生まれつき仏菩薩を思わせるようなかぐわしい薫りを持っていた。 それをうらやましく思っていた匂兵部卿の宮は、薫の君に張り合って香を薫(た)きしめ、花の香りにも熱心だった為、 匂兵部卿の宮と呼ばれるようになっていたのだ。容姿端麗、先も有望なこの2人を、娘を持つものは皆「娘の婿に」と願わずにいられなかった。 そして、夕霧の右大臣は六の君を、真木柱の君を北の方に迎えた紅梅の大納言は二の君を、匂の宮の相手にと勧めたがっていた。

自由奔放に恋をする匂の宮は、未だに紫の上を覚えていた。そして、光源氏のように生き、 紫の上のような素敵な女性を見つけ出すことを目標にしていた。しかし、自分の出生に疑問を持っていた薫は、恋よりも出家願望を持ち、 人生や世間から一歩ひいて生きていた・・・。

  • 《源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の1:匂宮・紅梅》

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最終更新日⇒2011年08月25日
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