源氏物語 あさきゆめみし大事典あさきゆめみし文庫版第7巻, ストーリーダイジェスト > 源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の10

源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の10

浮舟が入水した!?浮舟を想う人々は嘆き悲しみ、薫は本当の愛に気づく。その頃、宇治では横川の僧都が行き倒れの女性を助け出した。

スポンサード リンク

浮舟が辞世の歌を残して消え、匂の宮との秘密を知る右近と侍従(じじゅう)は、浮舟が薫と匂の宮との恋の狭間で悩み迷い、 宇治川への入水を思い立ったのだと泣き惑う。浮舟死亡を聞いた匂の宮は、ずっとそばに入れなかったことを嘆き、 あまりの悲しみに臥せってしまった。事情が世間に知れ渡るのを恐れ、薫が駆けつける前に、亡骸のないまま慌しく浮舟の葬儀が執り行われた。 薫は宇治という不吉な地に、浮舟を残し、宇治という不吉な地に浮舟を一人残したままそのままにしておいたことを後悔する。

小さな頃から優等生で、物静かで美しかった薫。生まれつきかぐわしい香りをまとっていた事を羨んでいた匂の宮は、薫に負けじと 「匂の宮」と呼ばれるほど香を焚きしめていた。見舞いに来た薫が、事情を知っていても冷静に構えている様子を妬ましく思うが、 ふいに薫が感情を表し、涙をこぼしたのを目前にし、薫の浮舟への深い愛を知り、 浮舟に自分が強く執着したのは薫の女だったからではと自問する。

宇治に着いた薫は、右近より真実を知り、愕然とする。せめて亡き人の志として浮舟の法要を執り行い、浮舟の弟の小君(こぎみ) が仕えることを認める。
浮舟を失い、その悲しい心の穴を埋めるかのように匂の宮は再び女漁りをし始めた。そして薫は、いまだに彼女を想い、月を見上げていた。 同じ頃、遠く離れた小野という山里で、一人の美しい女人が物思いに耽り、月を眺めていた・・・。

  • 《源氏物語 あさきゆめみし 第2部「宇治十帖」編 其の10:蜻蛉・手習(てならひ)》

スポンサード リンク

検索

Google

あさきゆめみしのカテゴリー

あさきゆめみしの用語集

あさきゆめみし各巻別の用語集

源氏物語

運営者と相互リンク集

最終更新日⇒2011年08月25日
copyright(c) 2006-2009 源氏物語 あさきゆめみし大事典 All Rights Reserved.